複式簿記は企業の家計簿と言われ、1度に2つの情報を記録します。
つまり月末の現金残高という結果だけでなく、どのような取引によって現金が増減した
のか、という原因にも着目して帳簿に記録していく方法です。
当サイトでは、この複式簿記を勉強していくことになります。
先ほどの家計簿を原因と結果で表すと、
11/3 | 参考書を現金2,500円で購入 |
<原因> 2,500円で参考書(商品)を購入した。 | |
<結果> 現金が2,500円減った。 | |
10 | 通信費を現金1,500円で支払う |
<原因> 1,500円で通信費を支払った。 | |
<結果> 現金が1,500円減った。 | |
16 | 参考書を現金8,700円で購入 |
<原因> 8,700円で参考書(商品)を購入した。 | |
<結果> 現金が8,700円減った。 | |
25 | 商品を現金220,000円で売り上げた |
<原因> 220,000円で商品を売った。 | |
<結果> 現金が220,000円増えた。 | |
26 | 家賃を現金30,000円で支払う |
<原因> 30,000円で家賃を支払った。 | |
<結果> 現金が30,000円減った。 |
複式簿記では、取引が発生すると借方、貸方という科目に分けて記帳します。
原因と結果に分けた取引を借方、貸方に分けて表してみます。
日付 | 借方 | 貸方 |
---|---|---|
11/3 | 商 品 2,500 | 現 金 2,500 |
10 | 通 信 費 1,500 | 現 金 1,500 |
16 | 商 品 8,700 | 現 金 8,700 |
25 | 現 金 220,000 | 売 上 220,000 |
26 | 支払家賃 30,000 | 現 金 30,000 |
借方を「自分」、貸方を「他人」と覚えると理解しやすいですよ。
例えば、11/3は自分に2,500円の価値がある商品が手に入り、他人に現金2,500円を
渡したといった感じです。
この様に、取引を借方、貸方に分ける処理を仕訳(しわけ)といいます。 複式簿記では、取引が発生するたびに、仕訳を行います。
没有评论:
发表评论